なかなか厳しい・・・その6
かつて「戦争と革命の時代」が続くなかでは、どの国もまず国内産業を保護し、かつまた競争力の強い外国企業の国内市場への進出を保護関税、輸入割当制度などの「障壁」を設けることで阻止する一方、国内市場を自国の企業に独占させる政策をとり続けました。
この「戦争と革命の時代」が終って、もはや世界のどの国も国際間の秩序を「武力」によって変更する路線を放棄せざるを得ない時代が定着すれば、インフレ時代に最も適した経済政策の基調であった保護政策を放棄して、自国の民間企業を国際競争の嵐にさらす過程で、競争に耐えられない弱体企業を自然淘汰する方向で自国の経済の成長と発展を図る以外に、経済政策の選択の余地がなくなります。

